
余った壁紙が残っていて困っている…
家を新築した際に余った壁紙(クロス)がクローゼットの中にずっと置かれていて、
スペースを取って困っているという方は、意外と多いのではないでしょうか
お客様の家に片付けに行った時も、家を建ててすでに何年も経っているのに、クローゼットの奥にクロスが置かれている場合があり、
「これってどうすれば良いんでしょうか?」と相談されることもしばしば。
いつか、何かに使えるかも?張替えの時に使うかも?
新居で使わなかった余りのクロスをどう処分すれば良いのか、そもそも処分しても問題ないのか悩むこともあります。
この記事では、そんな余ったクロスの適切な処分方法についてご紹介します。
余った壁紙が残される理由
まず、なぜ余ったクロスが手元に残されるのかという点について説明します。
新築時に余ったクロスは、引っ越しの際に壁紙を傷つけてしまった場合の補修や張り替えのために保管されることが一般的です。
特に新居では傷や汚れが目立ちやすく、同じ柄のクロスをすぐに入手するのが難しい場合もあるため、あらかじめ予備として置かれているのです。

余った壁紙は処分してもいいの?
余ったクロスは使わなければ基本的に処分してOKです。
しかし、工務店の定期点検の補修などで使う場合もあるため、念のため一定期間保管しておいて良いでしょう。
クロスも、日に当たり段々風合いも変わってきますので、リフォームの際に保管しているクロスを貼ったとしても、色味が変わってくる場合もあります。
また、リフォームする際は、新しい壁紙を選ぶことも多いのではないでしょうか。
そう考えると、2年くらいを目安に保管、それ以降は使わなければ処分して良いと思います。
余った壁紙の処分方法
余ったクロスを処分したいけど、捨て方が分からないから、そのままにしているという方もいるのではないでしょうか?
クロスの処分方法3つについて詳しくお伝えします。

1.家を建てた工務店に引き取ってもらう
大量にある場合、家を建てた工務店に相談して引き取ってもらうのが最も安心です。
工務店によっては、余ったクロスの引き取りサービスをしているところもあります。
産業廃棄物として適切に処分して貰えます。
工務店と良好な関係を保っている場合やアフターサービスの一環として対応してもらえる場合がありますので、一度問い合わせてみることをおすすめします。
2. 粗大ごみとして出す
工務店などと繋がりがなく、引き取ってもらえない場合、
大量にある場合は、粗大ごみとして出します。
粗大ごみとして扱う場合は、自治体の指定する収集場所、収集日や処分費用の確認が必要です。
3.少量なら家庭ごみとして出してもOK
少量の場合は、細かくカットして、家庭ゴミとはして出す方法があります。
自治体によっては特定の条件やルールがあるため、まずはお住まいの地域のゴミ分別ルールを確認してください。
余った壁紙の再利用方法
もし処分に踏み切れない場合や、他の用途で使いたいという場合には、以下のような再利用方法を検討することも一案です。
DIYリフォームの素材に使う
小物のリメイクや、家具の一部にクロスを貼ることで新たなインテリアとして生まれ変わらせることができます。
子供の工作素材にする
クロスは紙質であるため、子供の工作やクラフトの素材としても活用できます。カラフルで多様なデザインがあるため、創作意欲を掻き立てるアイテムとしても最適です。
防湿シートとして利用する
クローゼットやシューズボックスの底に敷いて防湿対策として活用することも可能です。
まとめ
新築時の余ったクロスは、必要なければ処分してOK
大量にある場合も、少量の場合も、適切に処分することで、その分クローゼットのスペースを有効活用できます。
処分方法としては、再利用の方法も含め、自分に合った方法を選びましょう。
訪問片付けサポートで伺ったお客様のお宅でも、クローゼットに眠っていたクロスを処分したことで、
部屋に出ていた物がおさまり、部屋がスッキリ片付いたという例もあります。
クロスの処分に迷った際は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
新居での快適な生活を保つためにも、余ったクロスを賢く処分し、すっきりとした空間を手に入れましょう。

空いた収納スペースの活用法や、その他の片付けに関するお悩みがあれば、気軽にお問い合わせください。
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