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  • 執筆者の写真土方ひとみ

捨てられない物トップ5と考え方

更新日:9月3日


東京立川・青梅・西多摩エリアの

整理収納アドバイザー土方ひとみです。


4人の母×建築士の経験を活かし

暮らしがまわる仕組みづくりをご提案しています。




捨てられない物はどう向き合ったらいい?



片付けをしていて、避けて通れないのは

物を捨てること


使っていないから捨てる!とすぐ判断できる物もあれば

今後使わないと分かっていても

どうしても捨てられない、手放せない物ってありますよね。


今日はお客様宅をサポートしていて感じた

捨てにくい物・捨てられない物トップ5と

その考え方や向き合い方についてお伝えします。



第5位 何かに使えそうな物


使う場面が具体的に決まっている?


女性が服を持って悩んでいる場面

「またいつか使うかも…」「何かに使うかも…」と思うと、

今使っていなくても、なかなか手放せませんよね。


整理収納では、「今」に焦点を当てて

「今使っているかどうか」で判断します。


例えば、持っていたことすら忘れていたモノなら

そもそも無くても同じこと。


前は使っていたけど、最近使っていないなら

「最後に使ったのはいつ?」と考えてみましょう。

もう何年も使っていないなら、これからもきっと使いません。


また、なくても他の物で代用できそうなモノや

100円ショップで買えるようなモノなら

一度手放してもOK。


取っておく基準は

「下の兄弟が〇年生の時に家庭科の授業で使う」など

その場面が具体的に言葉にできる物

将来使う予定があるなら

忘れないように保管おきましょう。




第4位 高かった物


同じ金額を払ってもまた買いたい?


高そうなバッグ

使わない、好みではないけど

「もったいない」「高かった」の理由で

手放せないこともよくありますよね。


本来「もったいない」とは

使えるモノを捨てることではなく

「その物本来の役割を果たせていない状態」のこと。


使わないで、劣化するまでしまい込むことは

「大事にしてる」とは言えないのです。


そして迷う時はこんなふうに自分に聞いてみて下さい

「同じ金額を払ってもまた買いたいか?」

「NO」であれば、思い切って手放しましょう。


また、持っている理由が「高かった」という理由だけなら

状態が良いうちにリサイクルショップやメルカリなどで

使ってくれる人に譲るのがおススメです。




第3位 人からもらった物


もらった時点で所有権は自分にある


人から貰ったプレゼント

人からもらったモノ、捨てたら悪いと思って

なかなか手放せない方も多いですよね。


もらった時点でモノの所有権はもらった人にあります。


モノを手放したからと言って、

もらった気持ちまでなくなるわけではありません。


反対に、自分がいつ誰に何をあげたか覚えていますか?

自分が譲ったモノ、プレゼントしたモノで、

相手が苦しんでいるとしたら、その方が心苦しいですよね。


「ありがとう」の気持ちを心に取っておいて

手放して大丈夫です。


そして、私は自分が誰かに

お下がりなどのモノを譲る時などは

「要らなかったら処分していいからね」と

付け加えて渡すようにしています。


そして、実家の親がモノをくれるパターンもあります。

生活用品から、家具や家電まで…

新しいモノを購入したけど

古いモノはまだ使えるから、使ったら?と持ってくる。


もし不要なモノなら、時には断る勇気も大切です。




第2位 思い出の物


枠を決めて、そこに納まる分だけにする

 

思い出の写真

思い出のモノは

「今使っているか」だけでは判断しにくいモノです。

買い直したり出来ないので、

いる・要らないの判断は慎重になる必要があります。


自分が「思い入れがある」「手放したくない」

と思っているうちは手放さくてもいい。


だからと言って、過去のモノは必然的にどんどん増えていきます。

大切、手放せないと思っていても

ぎゅうぎゅうに詰め込んで、雑に保管しているモノを

大切な思い出とは言えないかもしれません。


思い出のモノは無理に捨てる必要はありませんが

収納ケースを決めて、そこに入る分だけと決めるのがおススメです。


そして、定期的に見直すこと

時間が経てば「もう手放してもいいかな」と思うこともあり

手元に残しておきたいモノも、段々精査されていきます。




第1位 捨て方が分からない物


「〇〇市 〇〇(捨てたいモノ) 捨て方」とスマホで検索!


不要なスプレー缶

捨てたい、手放してもいいのに捨てられない物で

意外に多いのが

「捨て方が分からないモノ」や

「捨てるのに手間がかかるモノ」


お客様のお宅を片付けていて、出てくるのが

スプレー缶などです

中身が残っているけど、もう使わない

中身を出さないと捨てられない、と思い込み

その手間が面倒でずっとそのままという方が

意外と多くいらっしゃいます


捨て方が分からないモノはスマホですぐ検索!


「〇〇市 スプレー缶 捨て方」などで検索してみて下さい

中身が残ったスプレー缶などは

多くの市区町村では「残有り」と記載すれば、

そのままゴミの日の出すことが出来ます


市のごみ回収で出せないモノなども調べれば

処分方法が出てきます


その時間や機会を作るのが面倒で取れないという方は

「外注する」という手もあります。

買い取り業者や、まとめて処分業者にお願いしたり


私も捨てるのに手間がかかるものは

面倒で後回しにしてしまうので

夫が出かける時にリサイクルセンターにお願いしたりしています。


「あとで」「いつか」だと後回しになってしまうので

「この日にやる!」と決めるのも大事です




迷ったモノは保留BOXへ


保留にしたものは、時間をおいて見直し

箱に服をしまう場面

もし、それでも捨てるかどうか迷うモノ

決められないモノは保留BOXがおススメです


保留BOXとは、判断に迷うモノを「保留」として

別の箱などに入れて置きます。

一定期間おいて、再度見直していきます。


期間は3か月後でも半年後でも、自由に決めて良いですが

長くても、1年くらいが良いでしょう。

この間に使う機会がなかったり、思い出さなければ

もう割り切って手放しましょう。



 


いかかでしたか?


ただ「捨てられない」で、考えるのをやめるのではなく

もう少し深堀りしてみると

「捨てられない」と思った理由が別のところにあったりします。


今はネットで簡単に物が購入でき、

気が付かないうちにどんどん物は増えていきます。


簡単に増えるのに、

減らすときは心も痛むし

時間や手間もすごくかかる…


だからこそ、買い方や持ち方が大事になってきます。


あと、捨てることはできるのに

整理する時間がない、とにかく片付けが面倒という方は


片付ける「時間」と「きっかけ」を作るという意味で

プロにお願いするのも一つに手だと思います。


いきなり家に来てもらうのは不安という方は

オンラインの無料相談もやっておりますので

そちらもご活用ください。





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